読書会:共同幻想論
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共同幻想論で読書会
吉本隆明の『共同幻想論』を読書会のおかげで読了できた
共同幻想は一見悪そうなもの、個人が対抗していかないといけないものって感じを受けた 共同幻想からいかに自律して生きるかってことが大事だと、そういうことを言っているのかなと、自分で読んでいる時はそう受け取った
でも、今回の読書会のおかげで、共同幻想には功も罪もあることがわかった
自律を目指したところで、共同幻想を無視した純粋な個人幻想はただの自己満足にしかならないってことが重要だ
これはこれまでに自分の人生を通じても、切に感じることだなと思う
とにかく、共同幻想にも個人幻想にも安住するのは良くないってことだ
すぐに勘違いしてどちらかに染まってしまう傾向が人にはある、というか自分にはあると切に感じる
楽ではないけど、常に自分を疑いながら周囲との関係性の中でやっていかないとな
結局はその関係性よっては自分が上にも下にもなる、でもそういう上下動の中で必死にやっているほうが自分としては生きている感じがするなって感じた